パイロットを目指す人へ
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【知っておきたい】学費は720万!?東海大学卒業までの費用【最新版】

スーさん
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こんにちは、スーさんです

東海大学を経て国内航空会社で働いています

パイロットを目指す人や訓練生を応援するためにブログを書いています

この記事は東海大学の航空操縦学専攻の進学を考えている人・その保護者の方へ向けた、東海大学卒業までの費用がわかる記事です

もちろん、東海大学には行くつもりないけどパイロットになるのにどのくらい費用がかかるか参考にしたい!と思いう人にとってもためになると思います

この記事でわかること

  • 東海大学航空操縦学専攻の学費と訓練費用
  • その他にかかる費用はあるのか
  • 結局、卒業するまでいくらかかるの!!!
結論
  • 学費は約720万円、
  • 訓練費で約950万円、
  • 留学中の飛行機の燃料代・アパート代で約300万円

必ずかかる費用の合計は約1,970万円

これに加えて生活費・交際費・その他費用がかかる(人によって様々)

このブログの例:620万

根拠は東海大学のHP航空操縦学専攻のパンフレットとスーさん(スーパパ・スーママ)宛の請求書とスーさん自身の経験です

生活費や交際費などは人によって全然違うので参考程度にしてくださいね

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【高額】航空操縦学専攻の学費は720万円

東海大学航空操縦学専攻の学費は4年間で約720万円です

引用:航空操縦学専攻デジタルパンフレット

航空操縦学専攻は教育運営費が他学部に比べて3倍の値段に設定されています…なぜでしょう(笑)

1年次の学費

1,914,200円!約200万です

これは純粋な学費に加えて、入学金の20万円と諸会費が入っています

諸会費の内容は学園費・学生会費・学生健康保険互助組合費などです

詳細を見てみると、1年次は他の学部生と比べて授業数も多いからなのか、授業料が高めです

2年~4年次の学費

1,746,000円!1年で約175万円 半年毎に約87万円です

これも同様に学費に加えて、 学園費・学生会費の諸会費が入っています

2年~3年次の留学中にも学費はかかります

東海大学の航空操縦学専攻の学費は同じ東海大学でも他の学部に比べて高めです

支払い

先ほど書いた通り、支払いは留学中も当然あり、半年毎に請求がきます

納付は東海大学が指定する銀行口座への振り込みです

学費をまとめると、4年間で約720万円です

【1000万以上】訓練費用は全部でいくら?

結論から言うと、訓練に係る費用は合計で約1,200万~1,300万円です(食費等は別です)

訓練費は約1,000万かかると言われていましたが、実際はそれ以上にかかります

なぜなら、留学中には訓練費に加えて燃料費と宿泊費(アパート代)がかかるからです

スーさんははじめ、燃料費とかもこの1,000万円の中に入っているものと思ってました(´;ω;`)

訓練費で約950万円

訓練費はその時のレートにもよりますが、例えば、1ドル=112円だと約950万円です

ここで言う訓練費の名目は

  • 基礎訓練授業料(FAA免許取得)13ヵ月分:$68,780
  • JCAB訓練授業料(JCAB免許取得)一括納付:$16,147

計:$84,927

日本円に直すと $84,927 ×112円=9,511,824円です

約950万円!これを留学前に一括納付する必要があります

燃料費と宿泊費で約300万円

これはパンフレットに乗っていない費用です

スーさんが留学中は燃料費や宿泊費(アパート代 水道光熱費含)約30万円±10万くらいの請求がスーパパのところに約3ヵ月に一回と最後に150万円の請求がきました

留学中は訓練費の950万とは別で、約300万円ほどかかるわけです

注意

学生毎に違います!

  • これはあくまでスーさんの例です
  • その時・その人によって請求されるタイミングや額が違いますのでこの300万という数字は参考程度にしてください

燃料費はその時・その人次第!

そもそも燃料費ってなに?となりますよね

燃料費は訓練する飛行機の燃料代のことです

燃料費は、パンフレットに乗っていないというより、その時の世界情勢によって価格がだいぶ変わるのでおそらく記載しにくいのでしょう

UND: University of North Dakota(訓練をする留学先の大学)のホームページには

Estimated course costs do not include potential fuel surcharge, which may be implemented pending market conditions

引用:Individual Course Training Costs

市場の状況によるので、コースの推定費用には含まれていないと書かれていますしね

そして、訓練生によってもこのコストは大きく変わります

追加訓練や再試験があると、当然上乗せで費用がかかります

こればかりは、訓練が始まってみないとわかりません

宿泊費(アパート代 水道光熱費含)

UNDでの生活はアパートを借りてルームシェアをします

大学側が用意してくれています

ちなみに、水道光熱費はこの宿泊費に含まれています

学費や訓練費以外に20万円!?別でかかる諸費用

当然学費以外にもかかる費用があります。

試験料や学生生活を送る上で必要なアイテム…その一部を紹介します

意外と高い試験料

1年次には国家試験をいくつか受けることになります

その費用は以下の通りです

  • 航空無線通信士:9,363円
  • 事業用操縦士の学科試験:5,600円
  • 計器飛行証明の学科試験:5,600円

だいたいの学生は一回で合格しますが、再試験になると…

必要になるアイテム代

学費や訓練費以外に学生生活に必要になるアイテムがあります

たくさんありますが、高額なものであればこの二つでしょう

1年次に必要なノートパソコン

1年次はTOEFL iBTの試験で69点以上をとることが第一の目標になります

この試験はパソコンを使って試験(Reading, Listening, Speaking, Writing)をするので、パソコンでタイピングの練習や過去問や練習問題をすることになります

その他レポートの提出や自分で資料を作る時にも必要です

東海大学にはたくさんのパソコン室がありますが、家で勉強する人は個人でパソコンを持つ必要があります

最近のパイロットなら持っているiPad

iPadは必須ではありませんが、スーさん自身は訓練でめちゃくちゃ使いました

自分のフライト後ろの席から同期に撮ってもらったり、資料や写真を同期同士Airdropで共有したりします

一人暮らしの生活費は4年で約600万円

生活費は人によって全然違いますので、別枠でまとめることにしました

例えば:一人暮らしをするとして、日本にいる間の生活費(家賃含め)は余裕をもって月々15万円だとします

2年半の生活費は合計で450万円です

アメリカにいる時の生活費は食費に加え勉強道具や衣料品、ヘルスケア製品、ウィンターグッズの他、アマゾンで色んなものを買うので、、

月$800だとしても、為替の関係もありますので、約150万円です

一人暮らしに係る費用

一人暮らしに係る費用は、、、

  • 家賃
  • 食費
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 交際費
  • 本などの自己投資費

人によって生活レベルは異なるのでご自身で計算してみてください

【知っておきたい】東海大学前駅周辺の家賃の相場

東海大学の湘南キャンパスがある小田急線の東海大学前駅の家賃相場は4万円~6万円です

駅に近い・大学に近い・マンション・アパート・間取り等でだいぶ変わります

【経験済み】自炊はムリ

スーさんは料理が好きなので、学生時代は結構自炊してました

しかし、食事をすべて自炊で賄うのは無理でした

朝ご飯、お弁当、夜ご飯、すべて作ると勉強の時間が少なくなってしまいますし、勉強や訓練に疲れて料理をする気力もなくなったりします

学生生活のうち、半分~1/3くらいの食事は外食をすると見積もっておいた方がいいと思います

夜ご飯は毎日外食していた同期もいましたよ

【往復2000円】羽田空港まで交通費

航空操縦学専攻の学生は羽田空港によくいきます

4年次の就職活動や1年次では会社見学など

東海大学の湘南キャンパスは湘南と言っても山のふもとというか、だいぶ田舎にありますので、交通費もばかになりません

羽田空港までは片道1,000円弱なので、往復で2,000円かかります

学費が払えない!奨学金制度一覧

これだけの金額、奨学金がないとなかなか厳しいのは確かです

奨学金には色々種類があります

親の年収や成績によってもらえるもらえないがあるので参考にしてください

東海大学 航空操縦学専攻留学奨学金:150万円(全員・給付)

UNDに留学中の生徒に対して各セメスター(学期)毎に50万円

総額150万円の給付があります

東海大学 学部奨学金:10万円or20万円(学業優秀者・給付)

留学期間以外の各セメスター毎に成績優秀者の学生が申請すると給付される奨学金です

入学後、事務局や先生に聞いてみましょう

未来のパイロット:500万円(最大5名、卒後10年で返済)

実機訓練費用として 500万円 無利子で貸与される奨学金です

東海大学を含むパイロット養成を行う7機関が創設したもので、最大5名が貸してもらえる模様

卒後10年で返済が必要です

これはスーさんの時はなかったので、どのように選抜されるのかわかったら更新したいと思います

日本の翼育英奨学金:500万円(一定の要件を満たす学生・給付)

これは日本航空から給付される奨学金です

留学中に会社のエントリーシートのような書類を書き、その中から選抜された人が日本航空のパイロットやお偉いさんと面接をして選抜されます

スーさんはもらえませんでした(笑)

日本学生支援機構奨学金

  • 無利息の第一種奨学金
  • 利息付の第二種奨学金

があります。第二種の方が本人の学力、家計の収入の基準がゆるくなっています

公式HPを確認の上、出身高校に問合せてみてください

日本政策金融公庫 国の教育ローン

上限350万円、固定金利で借入が可能です

年収が高くても、扶養の人数に応じて借入ができる可能性もあります

公式HPを確認してみてください

まとめ

長くなりましたが、まとめると以下の通りです

まとめ
  • 学費は約720万円、
  • 訓練費で約950万円、
  • 留学中の飛行機の燃料代・アパート代で約300万円

必ずかかる費用の合計は約1,970万円

これに加えて生活費・交際費・その他費用がかかる(人によって様々)

このブログの例:620万

決して安くない金額です

普通の大学だと、4年間で4~500万円なので、それに比べると計り知れない金額です

しかし、奨学金もあり会社に就職し昇格すると、その人の生活レベルにもよりますが2~4年で回収できる金額です

過激なタイトルでごめんなさい

もし、気になるところがあればお問い合わせなどからご連絡ください

回答できる範囲であればお答えしたいと思っています

今、思い返すと高い学費を払う分、設備面は東海大学もUNDもかなり充実していたとお思いますし、先生方も経験豊富な方がたくさんいるので、自ら取りにいけば知識も増えていくと思います

スーさん自身はパイロットへの道の一つとしてとてもおすすめです

東海大学のメリットはこちらの記事を参考にしてください(^^)

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この記事から新しくパイロットを目指す人が増えたら嬉しいです

では!

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エアラインパイロット/ブロガー
東海大学を経て国内エアラインに就職

パイロットとして日々フライトをしながらブログを通して未来のパイロットに向けて情報発信
経済的自由への道のりも発信しています

今より一歩自由に、もっと楽しく生活できるように経済的自由に向けて挑戦中
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