たった1つ!?|フライトの準備の仕方
こんにちは、スーさんです
東海大学を経て国内航空会社で働いています
パイロットを目指す人・訓練中の人を応援するためにブログを書いています
この記事では、自家用操縦士・事業用操縦士の訓練中で日々のフライトをもっと上手く飛ばしたい!と思っている人に向けて、訓練の準備についての考え方と具体的な方法が書いてあります
フライト中に楽をするには?を考える!
訓練にはそのフライト中にやらなければならない科目がたくさんあると思います
しかし、それ以前に飛行機をちゃんと飛ばすこと、ナビゲーション、ATC、チェックリストなど、やらなければならないことがたくさんあります
それら一つひとつを上空で意識していたら、パンクしてしまいます
なので、私はフライト中はいかに楽をして飛ばせるかを考えるようになりました
じゃあ具体的には何をすればいいの?となると思いますので、ざっくりまとめてみました
コックピットアイテムのカスタマイズ
どういう見出しにすればいいかわからなかったのでこれにしました(笑)
なんとなく汲み取ってください(笑)
基礎訓練中は基本ニーボードやVFRチャート、プロッター、計算盤などを使うと思います
ところで、ニーボードは自分の使いやすいようにアレンジしてますか?
VFRチャートにお絵かきしてますか?
これは訓練中、私が使っていたVFR Sectional Chartです
ローカル空港の近くにはRWYの方向・パターンALT・CTAFの周波数・トラフィックパターンを色ぺンで書いていました
他には大きな街を囲ったり、障害物にマークがしてあります
これでローカル空港にいく時にどの方角から向かっても、どうやってトラフィックパターンにエントリーするかが一発でわかります
CTAFの周波数は覚えとけよ!って話しですが、僕は忘れっぽいので書いてました(笑)
フライト中に何だっけ?と考える時間はもったいないです。その間に飛行機はどんどん空港に近づきます
フライト中に使うものをどれだけ使いやすい状態にしておくか?
使うものを一工夫でもいいので便利に使えるようにカスタマイズすると、フライトは一段と楽になりますよ
よくする計算は予めしておく
フライトをしていると、上空で計算することがいくつかあると思います
1NM=300ft
GS×5=3°の降下率
とか!(笑)他にもたくさんあると思いますが!
フライト中に必要になりそうな数字や、持っておくと便利だな!と思う計算は予めしておくといいですね
計算だけにとらわれてはいけませんが、目安として持っておくと持っておかないとではだいぶ余裕に差が出ます
イメージフライト
これはパイロット訓練生は誰でもやると思います
チェアフライトと言ったりしますね
やり方はそれぞれあると思いますが、基本的なプロシージャーはイメージフライトしまるしかありません
紙レーターや使われていない(電源が入っていない)FTDを使って反復練習しまくるのがいいと思いますが、プロシージャーの練習であれば「次は何するんだっけ?」とならないようになればひとまず十分でしょう
そして、上記2つを取り入れた状態でイメージフライトをするとより良いと思います
「3000ft降ろさないといけないから10NM前から…ピッチは○度、パワーは○RPM…」とかブツブツ言いながらするのもありだと思います
まとめ
全然1つじゃねーじゃねえか!と思った人、すみません(笑)
フライトはそんなに簡単じゃないですよね
でも次のフライト、どうやったら楽になるか?を考えると色々準備の仕方が見えてくると思います
そして、その準備で費やした時間はとても価値ある経験や知識として積み重なっていきます
もし、次のフライトで使わなかったとしても、いつか役に立つかもしれませんしね
ではまとめです
フライトの準備は、、
フライト中に楽をするには?を考える!
- コックピットアイテムのカスタマイズ
- よくする計算は予めしておく
- イメージフライト
もし、みなさんがしている準備でオススメのものがあったらぜひコメントしてくださいね
それでは訓練頑張ってください!