理想の働き方・生き方
こんにちは、スーさんです
東海大学を経て国内航空会社で働いています
パイロットを目指す人や訓練生を応援するためにブログを書いています
今回はスーさん自身が考える理想の働き方や生き方についてシェアする記事です。パイロットの方、パイロットを目指す方、航空業界に全く関係ない方もぜひみてくださると嬉しいです
スーさんは周りの人とは結構違う考えを持っている気がするので、、だいぶ斬新な考えに感じるかもしれません。
そんな生き方自分勝手過ぎる!とか図々しいやつだな!とか思うかもしれませんが、一人でも共感してくださる方がいれば嬉しいですし、一緒に理想に近づけるように頑張っていきましょう^ ^
収入はしっかり確保した上で、飛びたい時に飛ぶ & 新しい経験・挑戦ができる状態
- 給料とは別で月30万円の収入を確保する(配当金・事業所得)
- 飛びたい時に飛ぶ。(働きたい時に働ける環境)
- 何かやりたいことができた時にそれができる状態にしたい
今回の記事はスーさんの人生論的なお話しです。
お前の人生論なんて知ったこっちゃねぇ!と思うかもしれませんが、こういう考えをしてる人もいるのか〜という風に見てくれればありがたいです。
逆に、「私もそういう働き方、生き方したい!私の理想と似てる!」と思った方がいればとっても嬉しいです。
今の時代や仕組みでは難しいことを言っていますが、「思考は現実化する」という言葉があるように、現実に持ってくるには理想を掲げる必要があります。
少しづつ理想に近づいていければ、まずはそれでいいかと思います
【前提】給料とは別に月30万円の副収入がある
理想の働き方・生き方というのは、私個人の自由な考えです。
自由を手に入れるためには必ず『お金』が必要になります。
例えば、年間240万円で生活する人が2400万円貯金を持っているとすると、この人は単純計算で10年間働かなくて良い権利を得たことになります。
他には、年間360万円で生活する人が、配当金や自分のビジネスから事業所得で年360万円の収入があれば、会社に所属して働かなくて良い権利を得たことになります。
【FIRE??】会社を辞めたいと思わない
最近ではよくFIRE(Financial Independent, Retire Early)という言葉が流行っています。
FIREは資産所得から生活に必要な収入を得ることで経済的に自立し、労働から解放された状態を言います。
ここ数年の株高や不動産などで資産を一気に増やした人が続々とFIREを達成し、最近では本屋さんにはこのFIREに関する本が一気に増えました。
しかし、スーさん自身はFIREをして「会社を辞めたい。労働から解放されたい!」とは思いません。
なぜなら、会社(組織)に所属していないとできないことがあるからです。
『飛行機を飛ばすこと』
特に航空会社で飛行機を飛ばすということは、パイロットがいればOKという訳ではありません。
- 空港での旅客スタッフ
- 駐機場で働くグランドハンドリングスタッフ
- 整備士
- 客室乗務員
- 運航管理をするスタッフ
- チケットを販売したりする営業
- 会社の安全管理などをするスタッフ
他にもたくさんの人がいて飛行機を飛ばすことができます。
【初心忘れるべからず】飛行機を飛ばす感動
これはスーさんの偏見かもしれませんが、多くの航空会社の社員は飛行機を飛ばすことが日常になりすぎて、飛行機が飛ぶ感動を忘れがちです笑
これは良し悪しではなく、人間は慣れの生き物なので、飛行機が数分に一回離着陸する空港で毎日働いていれば、それが日常になります。
しかし、多くの人は自分が初めて運航に関わった飛行機が離陸したり無事に着陸したりするところを見たときは感動するものです。
現場で直接運航に携わらなくても、初日の出フライトなどのイベントフライトで企画に積極的に参加した人もきっと思うところはあるものです。
飛行機を飛ばすことに関わる仕事は、とても誇り高いと思いますし、やりがいもあります
『飛び続けなければいけない状態』はイヤ 〜働かなければ生きていけない〜
飛行機を飛ばす仕事は、とても誇り高いし、やりがいもある。
しかし、その心を蝕むものがあります。
『働かなければいけない』
という現実です。
多くの人は『強制』されることにとても不快な気持ちが芽生えます。
どんなに楽しいことでも、ある時からそれをやらなければならない。という状態になると楽しいという感情が徐々に減っていってしまいます…(そうならない人も稀にいますが)
それが、スーさんもその多くの人の一人であり、私にとっては『飛ぶ』ということが強制されたくないことなのです。
飛行機を飛ばすことはとっても楽しいし、今の仕事に誇りを持っています。
しかし、スーさんは生きていくために『飛ばなければいけない』という状態はイヤなのです
だからこそ必要な副収入
この『飛ばないといけない』という状態にしないようにするためにまず必要なのは、お金です。
今回は30万円という数字を上げましたが、実際は30万円より全然少ない支出で十分快適に過ごすことができています。あくまで例として挙げました
今現在、最低限生きていくために必要なお金はこの半分くらいで十分ですし、
この数字はライフステージの変化によって上下します。
『月に30万円の副収入がある』
この現実こそが、『飛ばないといけない』『働かなくてはいけない』という状態から解放してくれます
いつ会社をやめても生活が成り立つわけですからね。
飛びたい時に飛ぶ
2つ目のキーワードは
「飛びたい時に飛ぶ」です
パイロットはその人の乗務機種などにもよりますが、家を留守にすることが多いです
もし自分に子どもができて、自分がどこかへステイしている時に子どもが寝返りができるようになったら?初めて言葉をしゃべったら?〇〇ができるようになったら?
自分がみたい!と思う瞬間に立ち会うことができません。
スーさんは、その瞬間に子どもと一緒に居たいです
他にも数週間オリンピックやワールドカップを観にいきたい、グランドスラムを観に行きたい、
人生でこの時しかない!というイベントのとき、休むことができたら?
そして、そういう時でない時はしっかり飛ぶ
このようにメリハリがついた働き方ができたらいいなと思っています
稼ぎたい時に飛びたい!
もう少し、働くことをポジティブな面から考えてみると、
『稼ぎたい時は飛ぶ!』ということです
日本のパイロットは簡単に言うと基本的には、ある一定の時間を超えたところからよりたくさん飛んだ分だけ給料が増えていきます
- 子どもがある程度大きくなって学費が必要になった!キャッシュフロー的には大丈夫だけど、もっと稼いでおきたい
- 投資のためにキャッシュ(現金)が欲しい
- 趣味や贅沢することに必要なお金を稼ぎたい
こういう時に飛んで稼ぐことができたらモチベーションも維持しつつ働けるのかなぁと思っています
副収入があるからこそ、飛んだ分は全て自由に使えるお金になる
副収入があれば、最低限の生活は確保できている状態にあります。
だからこそ、飛んで稼いだ分は趣味や贅沢、やりたいことなど自由にお金を使えるようになります。
何かに挑戦できる身軽な状態
3つ目はまとめな感じになりますが、
『何かに挑戦したい!と思った時に挑戦できる状態』がいいということです。
あなたは副操縦士に昇格して、機長昇格を経て65歳の定年を迎えるまで飛び続けるか?
この問いが来たときに、今の私は正直YES!という答えは出てきませんでした。
- 他にもやってみたいことができるかもしれない。
- 何かニーズを見つけて起業してみたい
結果的に飛び続けるかもしれませんし、何か新しことに挑戦したい!と思って早めにパイロットという仕事を引退するかもしれません
パイロットとは異世界すぎる?
これはスーさんの個人的な考えですが、パイロットは自ら求めない限り、社会的な関わりがかなり薄くなります。
多くのフライトでパイロットは
- 出社して、運航管理者と一緒に飛ぶパイロットと運航計画を確認する
- 飛行機に乗り込み、整備士や客室乗務員と運航に関してコミュニケーションをとる
- コックピットのドアが閉まり、目的地に到着してドアが開くまでコックピット2人でフライトする
- 客室乗務員と次のフライトに関してコミュニケーションをとって…
を2.3回繰り返し、その日最後のフライトが終わればそのまま帰宅です。
営業やマーケティングをすることもなければ、取引相手と交渉事をすることもありません。
多くの人がパイロットの世界を知らないように、パイロットも自ら求めない限り、他業界のことを知ることはありません。
パイロットだけでいいのか…?
スーさん自身、就職するまでは、パイロットとしてのキャリアしか頭にありませんでしたが、今では他のことにも挑戦してみたい!と思うようになりました。
もちろん飛ぶことは大好きで、飛ぶことはとても楽しいです。
しかし、自分の人生、パイロットだけでいいのか…?
最近こう自分に問いかけるようになりました。
人生を彩ってくれるのは、たくさんの挑戦と失敗、周りにいてくれる友達や仲間たちです。
まとめ
いかがでしたか?
すごい自分勝手で図々しい生き方ですよね笑
でも、この生き方は多くのパイロットにとって価値ある働き方なんじゃないかな?と思いますし、
パイロットではない人にとっても同じような働き方を望んでいる人はいるのではないかな?と思います。
収入はしっかり確保した上で、飛びたい時に飛ぶ & 新しい経験・挑戦ができる状態
- 給料とは別で月30万円の収入を確保する(配当金・事業所得)
- 飛びたい時に飛ぶ。(働きたい時に働ける環境)
- 何かやりたいことができた時にそれができる状態にしたい
やることはたくさん
この理想を現実に落とし込んでくるには、今の会社の制度では難しいですし、スーさん自身にその資金も力もありません。
しかし、少しずつこの理想に近づいていければいいなと思っています。
そして、スーさん自身でやることもたくさんあります。
- パイロットとして成長するためにフライト等の勉強を欠かさない
- 家計を見直して必要な収入を把握する、支出を最適化する
- キャッシュフローを確保するための資産運用・資産管理
- 色んな人に会ってビジネスチャンスを模索する
- 定期的に自分の生活を見直して、理想に近づいているか、修正が必要なのか振り返る
まだまだ駆け出したばかりなので地道に地道にですね
価値観は大きく変わる
最近はコロナという大きなイベントで大きく価値観が変わることもありました。航空業界は10年に一度何か大きな打撃が来ると言われてる不安定な業界です。
今まで考えてきたキャリアプランなどは簡単に消え去ります。
そして、この理想もまたぶち壊して考え直す日が来るかもしれません。
それでも、今はこの理想に近づくためにできることを少しづつやって、理想へ近づくプロセス自体も楽しんでいきたいなと思っています
今回は、誰に向けた記事という訳ではありませんが、少しでも共感してくださる人がいたら嬉しいなと思います
また皆さんに役立つ情報や考え方など発信していきます
それでは!