東海大学おすすめの人|その理由2つ
こんにちは、スーさんです
東海大学を経て国内航空会社で働いています
パイロットを目指す人や訓練生を応援するためにブログを書いています
この記事ではパイロットになりたい人、東海大学の航空操縦学専攻の受験を考えている人の為の記事です
数あるパイロットへの道の一つである、東海大学 航空操縦学専攻での訓練はこんな人にオススメだよ!ということが書いてあります
パイロットを目指す上で現在では色んな道があり、どの道にも特徴があります
今回は東海大学を卒業したスーさんが、東海大学のパイロット養成コースの特徴を少し紹介しながら、東海大学におすすめな人とその理由を説明したいと思います
結論
東海大学におすすめな人は、自主性と向上心のある人です
その理由は大きく2つありますが、その2つとも訓練に関係があります。
- 訓練費がどこからきているかの違い
- 訓練教官の違い
一つずつ見ていきましょう
訓練の出どころでこんなに違う?自主性と向上心が必要な理由
訓練の費用面において、東海大学が自社養成や航空大学校、官公庁・自衛隊などと違う面は、お金の出どころです
東海大学で訓練をする多くの学生は親から訓練費(学費)を出してもらっています
その一方で自社養成は会社から、官公庁・自衛隊は国の税金、航空大学校は国と一部学生から訓練費がまかなわれています
訓練費の出どころが違うと、当然訓練が変わります
自社養成であれば訓練生を無事パイロットに育てあげないと、会社として大損失となりますので、その訓練は厳しいものです
自社養成だと、1からエアラインのパイロットを育てるのに○千万~億?かかるとか、かからないとか
国の税金を使っている航空大学校や官公庁・自衛隊はなおさら厳しい訓練でしょう
このような環境だと、「誰のおかげで訓練できると思っとるんや!!」とおしりを叩いてくれる教官がたくさんいますし、きっと厳しい訓練になります
訓練での技量や知識の到達レベルはもちろん会社や組織から求められるレベルです
予算や人事の調整なども関係してくるので訓練期間が決められて、レベルに到達していなかったり、期限に間に合わなければFail、つまりサヨナラです
一方東海大学はそうではありません
学費を出しているのは訓練生側(学生)ですので、訓練生のペースで訓練が進み、ライセンスが取得できるレベルの訓練を受けます
自分自身で訓練を進めて行くので、自主性が必要というわけです
訓練の目的はあくまで「ライセンス取得」なので、組織からに求められるレベルの訓練ではありません
就職試験で求められるレベルまで持っていくには自主性や向上心を持って訓練に臨む必要があります
訓練の教官はどんな人?教官で変わる訓練のレベル
次に違う面は、訓練の教官です
東海大はアメリカの大学UND(University of North Dakota)で訓練をうけます
こちらの記事でも書きましたが、UNDの主な教官は教官のライセンスを取得したUNDの学生か、エアラインに行くためにフライトタイムを稼いでいるUNDの卒業生です
つまり、エアラインで飛んだことのない教官です
一方、自社養成や航空大学校や官公庁・自衛隊は、その現場でバリバリに飛んでいる、もしくは飛んでいたパイロットが教官のことが多いです
基礎訓練からプロフェッショナルレベルを叩き込まれる訳です
東海大で訓練する人は訓練が終わり、帰国した後に航空会社の就職試験を受けます
就職試験で求められるレベルはライセンス取得レベルではありません
会社によって基準は異なりますが、将来機長になれる人財か?などより高いレベルを求められます
だからこそ、自主性と向上心を持って自ら高いレベルを求める人にオススメという訳です
東海大は自主性や向上心がある人しかいない??
そんなことはありません
個人的な意見ですが、高校生の段階で自主性や向上心が出来上がっている人は多くはないと思います
1年次の座学や訓練を経て自主性や向上心が身につき、どんどん成長する人もいます
もちろん私もそうだったと思っています(笑)
ただ、誰かにおしりを叩いてもらわないと勉強できない人はどこかしらでつまずく可能性が高くなると思います
※自主性や向上心がある人がつまずかないわけではありません
※当然ですが、他の道だと自主性や向上心が必要ないわけではありません
まとめ
まとめると、東海大の航空操縦学専攻がおすすめな人は
自主性と向上心がある人
でした
- 訓練費がどこからきているかの違い
- 訓練教官の違い
結局のところ、自主性や向上心は東海大学でパイロットを目指す目指さない関係なく、パイロットとしてもある程度必要です
私個人的な意見として、東海大学の訓練の特徴を踏まえ、特に必要かなと思っています
この記事では東海大がおすすめな人を訓練に違いからの視点で紹介しました
今回はこの当たりで終わりたいと思います!それでは!