【思考の整理】①ノイズに溢れた社会を生きる
こんにちは、スーさんです
東海大学を経て航空会社で働いています
パイロットを目指す人や訓練生を応援するためにブログを書いています
そして、スーさん自身の経済的自由への道のりを発信しています。
今回は【思考の整理】シリーズ第一弾「ノイズに溢れる社会を生きること」について書いていきたいと思います
モノや情報に溢れる現代だからこそ、改めて認識しておきたいことです
ノイズに溢れた現代
現代はノイズに溢れています
手にはスマートフォン
テレビをつければ宣伝を始め多くの情報が流れ込む
街中を歩いていても電光掲示板に流れる広告
色んな情報が毎日、目に飛び込んできます
脳が自分に必要ない情報をカットしていますが、それでも多すぎます
現代はものに溢れている
現代の日本は良くも悪くも、「もの」に溢れています。
着る服には困らないし、ご飯は食べられるし、住むところもある
※発展途上国など他の国は一部の人のみが享受し、多くの人は貧しい暮らしを余儀なくされていますが、今回はその話しは割愛します。
最低限の衣食住があります。その気になればホテルに泊まれて、高級フレンチを食べられ、飛行機に乗って世界中を旅行することができます
欲しいものがあれば、クリック一つで数日後には家にものが届きます。
これはかつての大将軍や王様が大金をはたいても実現することはできません。
テクノロジーが発達したからこそ、わたしたちはこの時代でさまざまなモノ・コトが享受できるようになりました
企業は利益を上げなければならない
そんな「もの」が溢れるこの時代においても、企業はモノやコトを売って利益を上げることを求められます
- 利益を上げなければ社員に給料を払えない
- 株主に還元できない
なんとか利益を上げるために「あの手この手で他人の財布を狙う」必要があります。
情報にも溢れた現代
今はインターネットが普及し、昔は手に入らなかった情報が簡単に手に入るようになりました。
その中には、
- 内容の薄っぺらいけど、それっぽく発信された情報
- 企業の売上のためのポジショントーク
- 嘘
- 本当に価値のある情報
- さまざまな人の体験談
色んな情報が溢れ、まさに玉石混交の状態です
自分に必要のない情報もさまざまな媒体を通して目に入ってきます。
認知されるための広告
興味ない情報や、知らない情報も
勝手に流れてくる広告を目にすることによって「認知」に繋がります
「認知」→「興味」→「欲求」
と企業の売上のためのマーケティングに嫌でも参加しているのが現代です。
人々の時間も奪うサブスク
現代の特徴的なサービスが「サブスクリプション」です
企業はものを販売するだけではもう顧客に購入してもらうのが厳しいので、サブスク契約という形で販売します
このサブスク、人の心理的には
「せっかく契約しているから元を取らないと!」という感情を焚きつけやすいな〜と。
ついつい、暇な時間があれば
- Netflixで映画ドラマや観る
- スポーツ観戦
- ゲームをする
- 音楽を聴く
これらが悪いという訳ではありません。
これらを求めている人にとっては最高のサービスの一つだと思います^ ^
しかし、サブスク契約をしていなかったら、他の何かをしていた時間がサブスク契約をしていることによって、「無意識に時間をそれ使っている」ということにもなりかねないと思うのです。
お金がない人からもお金を巻き上げる
お金がある人からは、より高価なモノやサービスを提供することによって、その対価や手数料などで多くの報酬を受け取ることができます
しかし、現代ではお金のない人からも『ローン』という魔法を使ってお金のない人からもお金を巻き上げることができます(少々荒い言葉を使いました)
ローン=借金というしっかりとした教育がされない中、
- 節税になる
- 家賃の代わりに
- 月1万円で
などの響きの良い言葉を並べて、その人の未来のお金まで得ることができる仕組みになっています
上手く使えればローンは良い仕組み
ローンについて、少しネガティブな表現をしましたが、ローン自体に悪くないことを申し添えます
家など、一括のキャッシュで購入しにくいものや、バランスシートの状態が悪くなる時など、高額なものを購入する際は、とても良い仕組みと言えます
個人的には、ローンは足枷になりやすいのであまり使いたくありませんが…
購入するものによっては、人生が決まりかねないものもあります。
ローンという武器を上手く使うのか、上手く使われるのかで「その人の人生がほぼ決まってしまうという」ということを認識した上で判断したいですね。
他人からのノイズ
SNSが発達したこの時代、匿名性を良いことに多くの誹謗中傷も見られます。
- 到底その本人に直接言えないことも、SNSを通して言える
- 簡単に他人の土俵に上がり込んで荒らしてスッキリ
そんなことが簡単にできるようになりました。
見ているだけで嫌な気持ちになるようなコメントも目に入ることがあります。
逆にコメント欄を見てるだけで和むような平和な書き込みももちろんあります
良くも悪くも知らない人の意見が見られるようになったこの時代。
その使い方には注意したいものです
ノイズに溢れた世界を生きる
では、このノイズに溢れた時代を生きるには?
ノイズから距離を置くこと
これがまず一つの手段かなと思います
公園で読書
SNSやYouTube、テレビなど流れてくる情報を受動的にインプットするのに対して
読書は自ら「この本を読もう!」という意識がないと読まないので、主体的な情報のインプットになります
宣伝物や音楽のない公園での読書は特におすすめです
スーさんも本一冊だけ持って公園によく行きます
ノイズを認識した上で見る
SNSを見るときは、どのような理由でこの情報が流れてきているのかを認識した上で見ることも大切です。
流れてくる商品やメーカー、ブランドに対して、自分が潜在的なターゲットになっていることを認識することが大切です
コメント欄ではどんなバトルが繰り広げられているのかな?と覗く(笑)
今の時間はノイズを見ようと認識した上で見れば比較的意識的に情報を判別できるでしょう
疲れているときなど、判断能力が低下している時に、SNSやインターネットを見るのはあまりしたくありませんね。
(ついしてしまいますが)
【価値観を見つめ直す】大切なものは何かを考えよう
そして、最も大事なことは、「自分の価値観を見直す」ことです
自分は
- どのような時間を過ごせば幸せなのか
- どんなものに囲まれれば幸せなのか
- どんな人に囲まれたいか
- どんな人と一緒にいたいか
これらを考えるしかありません。
そして、その答えはスマホの中にはありません
自分の中にあります
現代のノイズという乱気流の中、フライトするためには価値観というコンパスを元に、自分をしっかりコントロールして幸せという目的地に向かっていく
ということですね。
今回は「思考の整理」シリーズ第一弾ということで、スーさんの学んだことや考えていることをアウトプットしてみました。
みなさんの思考整理のお役に立てれば何よりです。
ではまた次の記事で!